吉野 滉太_kota yoshino
b.1994.9.8 Osaka Japan
Education
2014 大阪府立摂津高等学校 普通科 卒業
2017 京都造形芸術大学 美術工芸学科総合造形コース 卒業
2017 美術教員として私立学校に勤務、アーティストとして活動
2018 アーティスト活動休止
2022 アーティスト活動始動
Profile
高校卒業までは甲子園を目指し野球一筋で美術に触れることは学校の授業のみだった高校時代。
今まで野球しかしてこなかった私が大学進学で迷っている時にデザイナーの父親から美術大学を勧められ、進学する。
アートってよくわからない?
アートって世の中に必要あるの?
アートは特殊な人にしかわからない世界だ。
何も知らないところから始まったアート人生。
転機は大学2年生の夏。
大学生活を続けるか悩んでいる時に海外には興味がありオーストラリアへ一人旅に出た。
そこでついでがてらに寄ったアートフェアを見に行った時にアートを見にこんなにも人が集まるのか!? と驚いた。
これをきっかけに留学している様々な国の大学生に各国のアートに対する意見を聞いた時に衝撃だった。
ほぼ全員が美術館に行った事があり、アートは素晴らしい、生活の中に必要不可欠だと言う。
今までの人生で私を含め、友達も美術館に行ったことすらない人が大半だった。
ましてや美術が生活に必要だなんて考えたことすら無かった。
引き続き話を聞いているとアートの持つ力に気付いた。
芸術(アート、音楽、ダンス、映画等)は世界のどこに行っても言語関係なく、人に影響を与えることができる。
しかも、それは作者が亡くなった後でもその影響力は続いていくのだ。
言葉より強くメッセージを伝えるツールを初めて知った、しかもそれは強烈なツールだった。
私の人生の目標は、たった一人だけであっても良い影響を与え、その人の人生に必要だった存在になること。
これを叶えるのにアートは最適だった、これから一生アートに関わっていこうと決めた。
大学の入学式に学長が話していた「戦争の反対は平和ではなく、芸術だ。」の意味が今ではすごく理解できる。
人に影響を与え、人を突き動かす事ができるのは、間違いなく芸術の分野が最強なのだと確信している。
これからも作品制作を続け、アートの面白さを伝え続け、アートのある暮らしが当たり前になるように。
私の作品がたくさんの人の人生にほんの少しでも何かのきっかけになるように。